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こちらではインプラント禁忌症のひとつである歯周病について取り上げ、症状の概要やインプラントが不向きな理由、歯周病のインプラント事例などを取りまとめてご紹介しています。
歯周病とは簡単に言えば、口腔内の細菌が歯肉に炎症を起こしてしまう疾患のことになります。そして病状がさらに進行してしまうと、細菌が歯槽骨まで達してしまい、歯が抜け落ちてしまう事態となります。この状態でインプラントを埋入するのは無意味。まず歯周病を完治させることが肝心です。ぜひ知識を深めた上で、信頼できる先生に相談してください。
なお歯周病のほかにも、インプラントができないとされている症状がありますので、それらについても、しっかりチェックしておいてください。
前述しました通り歯周病は口腔内の細菌が歯肉に炎症を起こし、さらに悪化すると歯が抜け落ちてしまいます。歯周病によって歯が抜けてしまった部位は、骨が吸収されてしまっている状態となってしまっているので、インプラントの埋入には骨が足りない状態となっている可能性が大。また、その部位にインプラントを埋入したとしても、インプラント周囲炎という、歯周病の一種を発症してしまうことになります。
改めて申し上げるまでもなく、インプラントは人工の歯根ですので、虫歯になることはありません。これは事実です。一方で、多くの方は、インプラントは天然歯よりも歯垢やプラークなどが付着しにくいと誤解しています。実際には、汚れは付着しますし、血管が通っていないので、細菌感染が起こりやすい、というのが現実なのです。
ですので、歯周病が完治していない状態でインプラントを埋入するのは、インプラント周囲炎と呼ばれる合併症の中でも深刻な症状を引き起こすリスクを高めてしまいます。この点をしっかりと踏まえておく必要があります。
参考元:「口腔インプラント治療方針2020│公益社団法人日本口腔インプラント学会編」
繰り返しになりますが、歯周病を患っている方がインプラントの施術を受けるには、まず歯周病を完治させるというのが大前提。仮にその状態でインプラントを埋入したとしても、インプラント周囲炎を引き起こしてしまう可能性が高まるだけです。
また歯周病で顎の骨が減ってしまった場合には、GBRやサイナスリフトなど骨を増やす施術を行った上でインプラントを埋入することになりますが、当然ながら費用も身体への負担も大きくなります。歯周病は普段の歯磨きなどでしっかりケアをしていれば、リスクは大きく減らせますので、今一度、普段のケアをしっかりとおこないましょう。
こちらは、43歳男性会社員の事例。10年以上に渡って歯痛の症状があったものの、その場しのぎの対応のみで、本格的な歯周病の治療は行わないまま放置した結果、歯が抜け落ち、その隣の歯も大きく傾くなど、口内の悪化がかなり進んでしまっている状態でした。
もちろんそのままではインプラント埋入はできないので、まずは膿の除去、歯間の清掃など歯周病の治療を徹底的に実施。その上で精密検査を行い、骨が減ってしまった部位に骨増大術のサイナスリフトを行い、インプラントの土台部分を作成した上で、インプラントを埋入。術後はメンテナンスを細かく繰り返し行うことで、症状は大きく改善したそうです。
参考文献:「歯槽骨吸収が高度な慢性歯周炎患者に対する骨増大術を併用した骨接合型インプラントによる歯周治療│日本歯周病学会」日本歯周病学会会誌(2003)45巻4号 p.372-383
以上の通り、歯周病を患ったままではインプラント施術を行えませんが、治療によって完治させれば、インプラントは行えます。ただし骨増大術が必要となる場合もありますので、日ごろからの歯周病予防を徹底して行うことが望ましいと言えます。
インプラント治療を受けるなら、負担を軽減できるよう嚙み合わせに関する知識が豊富で、衛生面やプライバシーに配慮された完全個室のあるクリニックがおすすめです。
岡崎市で負担が少なくインプラント治療ができる、おすすめの3院をご紹介します。



【選出基準】2023年7月12日時点でgoogle検索「岡崎 インプラント」で公式サイトが表示された上位30院の歯科クリニックのうち、院長が噛み合わせに関する学会・勉強会に所属しており、かつ完全個室の治療設備を保有している3院
(※1)参照:豊田歯科公式HP https://www.okazaki-implant.com/#result