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こちらではインプラント禁忌症のひとつである高血圧について取り上げ、症状の概要やインプラントが不向きな理由、高血圧のインプラント事例などを取りまとめてご紹介しています。
高血圧は7大生活習慣病にもなっており、患者が多い疾病。病名通り、血圧が高くなってしまう症状のことで、様々な病気の原因になる可能性があり、インプラント施術に関しても注意すべきとされていますが、場合によってはインプラントが可能です。ぜひ知識を深めた上で、信頼できる先生に相談してください。
なお高血圧のほかにも、インプラントができないとされている症状がありますので、それらについても、しっかりチェックしておいてください。
高血圧とはその名の通り、血圧が高い状態のこと。具体的には、140/90mHg以上の血圧が常時続いていると高血圧であると判断されます。主に生活習慣が影響して発症すると考えられているものの、根本的な原因については、実は分かっていません。
また高血圧は、様々な病気の要因となってしまうことも知られています。例えば、脳梗塞や心筋梗塞、腎機能疾患など。治療には主に薬剤によって血圧を下げる方法が用いられています。
そんな高血圧は、インプラント施術に関しても注意が必要。ご存知の通り、インプラントは歯茎を切開して、顎の骨にドリルで穴を開ける必要がある、大掛かりな外科手術です。高血圧の方がそのような手術を受けると、出血が多くなる、止血がしにくくなるといったリスクが考えられます。
また手術に対する緊張や不安などで、血圧がより一層上昇してしまうという可能性もあるとされています。
参考元:「口腔インプラント治療方針2020│公益社団法人日本口腔インプラント学会」
上記の通り高血圧の方はインプラント施術によって出血やさらなる血圧上昇のリスクがあるため、薬などで血圧を下げた状態にコントロールすることが前提となります。
またインプラントに限らず、手術に用いられる麻酔には血圧を下げる効果がありますが、高血圧によって動脈硬化が進んでいると、麻酔が効いている間、血液が全身にいきわたらなくなるリスクがあり、脳卒中や心不全、腎不全などを引き起こす恐れがあるとのこと。また手術後に麻酔の効果が切れると、血圧が急激に上昇し、血管が破れやすくなることも考えられるそうです。
そうしたリスクを回避するために、高血圧の方には静脈内鎮静法の麻酔を用いることが望ましいとされているそうです。また出血を抑えるために、歯茎を大きく切開しないフラップレスインプラントが推奨されています。
こちらは、10年前に高血圧と診断され、以後1日2回の服薬と2週間おきの内科受診を行い血圧のコントロールを行ってきたという70歳女性のケース。下あごの骨の量が少ない状態となっていたため、粘膜とあごの骨の間にインプラント体を埋め込む「骨膜下インプラント」を実施するという方針をとりました。
血圧の状態は良好だったものの、患者の肉体的、精神的ストレスを軽減するために静脈内鎮静法を用いることを、患者の女性の手術に対する不安も大きかったため実施。体調急変に備え、監視体制を整えて手術は行われました。手術は完了、術後3年経過後もインプラントの状態に異常はなく良好。
参考文献:「静脈内鎮静法を用いた狡猾圧症患者に対する骨膜下インプラント挿入手術の一症例│日本口腔インプラント学会」日本口腔インプラント学会誌(1993)6巻1号 p.123-129
以上の通り、高血圧の方はその数値を適宜コントロールできている状態で、使用する麻酔の種類を適切に選択すれば、インプラントの施術は十分可能とのこと。まずは主治医の先生に、インプラント施術の相談をしてみることからはじめてみてください。
インプラント治療を受けるなら、負担を軽減できるよう嚙み合わせに関する知識が豊富で、衛生面やプライバシーに配慮された完全個室のあるクリニックがおすすめです。
岡崎市で負担が少なくインプラント治療ができる、おすすめの3院をご紹介します。



【選出基準】2023年7月12日時点でgoogle検索「岡崎 インプラント」で公式サイトが表示された上位30院の歯科クリニックのうち、院長が噛み合わせに関する学会・勉強会に所属しており、かつ完全個室の治療設備を保有している3院
(※1)参照:豊田歯科公式HP https://www.okazaki-implant.com/#result